「中華食いに行こうぜ」
2013年3月4日コメント (8)↓
横浜
そんなわけで、FNMの準備をばたばたとしていたはずがいつの間にかGP横浜に参加していました。
■大筋
初めてのGPでしたが、前日夜の無茶振りから9時間前後の移動のせいで、ドキドキ感よりヘトヘト感が先行した状態での参加となりました。しかも人の多さに圧倒されて高まる疲労。GP参加者は2000名と日本では過去最高の参加人数(世界でも2位!)を記録したらしく、約20人程度での草の根大会が主な戦場のカジュアル勢にとって100倍近い参加人数は完全にキャパオーバー。
混乱と疲労の極致から望んだGP横浜は、丸腰の状態からメモ・ペン・スリーブ・ダイス・デッキケースを揃える所からはじまり、「めでぃあさんかどういしょ」や「りすとちぇっく」等全く聞き覚えの無い単語にうろたえながらも周りの皆様の助けを借りて切り抜け、GTC後初のリミテッドのため「フルスポイラーで見たことある」程度の知識でどたばたデッキを作り上げ、何とか対戦できる状態までこぎつけることができました。
作ったのは赤緑タッチ白。この「タッチ白」のせいで後の10時間ほど頭の痛い思いをすることになるのですが、それは後述。人の波をかき分け必死に座席確認→座席がどこにあるかも分からない→放浪といったコンボにも時間ぎりぎりで切り抜け、全く落ち着かない中ついに初GPが始まりました。
結果からいえば6-3ドロップ。2日たった今となっては記憶もあいまいなので各ラウンドの詳細は省略。1-2した時点でドロップ後どこで寝るかを考えていたのですが、あれよあれよという間に連勝し、6-2で臨んだバブルマッチで、絶対当たりたくなかった「強いオルゾフ」に見事にバブルを弾けさせられました。
2日目はのんびり仲間内でドラフトしたりシールドしたり、知らない人とフリーでスタンしてみたり、知り合いのフィーチャーマッチ見にいったり、サインもらいにいったりしてました。サイドイベントに参加こそしなかったものの、GPの雰囲気をゆっくりと味わうことができ楽しかったです。
結局のところ中華を食べにいくことはなく、副次目的であった「急に行って知り合いを驚かす」ことも中途半端な感じで終わったのですが、総じて充実した時間を過ごせました。「一度GPに行くとまた行きたくなる」と言われましたが、まさにその通りだと思います。また機会があれば足を運びたいものです。
■最大の収穫
さて今回のGP横浜、得られたものは多く書きたいことは山ほどあります。その中でも絶対に触れておきたい事柄があります。それは「負けた時どうあるべきか」ということです。
今回のGPは3敗すると2日目に残れませんでした。そうなると2敗同士の勝負というものは必然2日目進出を賭けた重いものとなります。私は1-2から5連勝で6-2となったわけですが、これは5人の人を2日目に残れなくしたことを意味しています。中には別にどうも感じない人もいるかも知れません。しかし、大抵の人は悔しいはずでしょうし、ラウンドが進むにつれてより一層悔しさは増すはずです。
ですが、私の対戦相手の方々は試合後絶対にそういった感情を表には出さず、むしろ「がんばってください」と激励してくれたのです。これには本当に驚かされましたし、励まされました。その一言がその場で言えることがどれほど素晴らしいことか。
すでにかなり疲れた状態で始まり、9ラウンドという長丁場で疲労はピークに達していたはずですが、逆にラウンドが進むにつれてやる気が上がっていったのはこの一言があったからです。2敗同士の試合が続いた4ラウンド以降、まるでリレーのバトンのように繋がるその言葉の効果は絶大で、それを当たり前のように言える対戦相手の皆様にはただただ頭の下がる思いでした。
バブルマッチで負けた時に笑顔で「2日目がんばってください」と言うことができたのも、このことに気づかせてくれた対戦相手の皆様のおかげです。
MtGは人を相手にするゲーム。人を相手にする以上、そこに礼儀は欠かせません。さらにGPみたいに大きな大会では、知らない人と対戦する機会が多いため礼儀はことさら重要になってきますし、勝った相手の方はさらなる勝負に挑まれます。負けて悔しいのは当たり前。負けた悔しさをすぐ表にだすのではなく、それを抑えなおかつ相手の健闘を祈ってから席を立つこと。当たり前のようですがついおろそかにしてしまいがちなことを再確認できたのは、GP横浜最大の収穫でした。
■カードプールとデッキ
○カードプール
○デッキ
ソートしている時にゴーア族の暴行者&ザル=ターの豚が偉く目立ってみえたので試しにグルールで組んでみることに。するとなんとなく形になった気がしたのでグルールで行くことにしました。この時点でエスパー、オルゾフ、シミックは完全に頭から消えてました。連れの方に比較的分かりやすいギルドにボロスとグルールを挙げられたのも影響してます。
でもなんか物足りなく感じたのでギルドメイジとコンバットトリックを増やす意味で白を足して回してたらタイムアップ。しかしこれが大誤算!!強打は「ブロックしている」ではなく「ブロックされている」だったんですね・・・。完全に勘違いしていました。
ラウンドの合間合間に知り合いの方々に見せたところ総ツッコミをうけたので、まとめてみました。
・なぜ白を足したのか
・なぜ白を足したのか
・なぜ白を足したのか
・なぜ白を足したのか
・強wwwww打wwwwww
・仮に足すとしても足すカードが違う
・エスパーやオルゾフも組めるね
だいたいこんな感じでした。おかげさまで白のカード(特に強打)か平地見てから秒でマリガンできるようになりました。
で、でも役に立つこともあったんだよ(言い訳)
○サイドボード
エスパーやオルゾフでもそれなりのものが組めたので、遅めのデッキ相手なら入れ替えても良いというアドバイスも頂きましたが、ビートがえらく多かったことと回す自信がなかったので死ぬまでグルールを貫くことにしました。結局最後は綺麗なオルゾフに料理されてしまったので、流石に入れ替えても良かったかなといまさら後悔してます。
横浜
そんなわけで、FNMの準備をばたばたとしていたはずがいつの間にかGP横浜に参加していました。
■大筋
初めてのGPでしたが、前日夜の無茶振りから9時間前後の移動のせいで、ドキドキ感よりヘトヘト感が先行した状態での参加となりました。しかも人の多さに圧倒されて高まる疲労。GP参加者は2000名と日本では過去最高の参加人数(世界でも2位!)を記録したらしく、約20人程度での草の根大会が主な戦場のカジュアル勢にとって100倍近い参加人数は完全にキャパオーバー。
混乱と疲労の極致から望んだGP横浜は、丸腰の状態からメモ・ペン・スリーブ・ダイス・デッキケースを揃える所からはじまり、「めでぃあさんかどういしょ」や「りすとちぇっく」等全く聞き覚えの無い単語にうろたえながらも周りの皆様の助けを借りて切り抜け、GTC後初のリミテッドのため「フルスポイラーで見たことある」程度の知識でどたばたデッキを作り上げ、何とか対戦できる状態までこぎつけることができました。
作ったのは赤緑タッチ白。この「タッチ白」のせいで後の10時間ほど頭の痛い思いをすることになるのですが、それは後述。人の波をかき分け必死に座席確認→座席がどこにあるかも分からない→放浪といったコンボにも時間ぎりぎりで切り抜け、全く落ち着かない中ついに初GPが始まりました。
結果からいえば6-3ドロップ。2日たった今となっては記憶もあいまいなので各ラウンドの詳細は省略。1-2した時点でドロップ後どこで寝るかを考えていたのですが、あれよあれよという間に連勝し、6-2で臨んだバブルマッチで、絶対当たりたくなかった「強いオルゾフ」に見事にバブルを弾けさせられました。
2日目はのんびり仲間内でドラフトしたりシールドしたり、知らない人とフリーでスタンしてみたり、知り合いのフィーチャーマッチ見にいったり、サインもらいにいったりしてました。サイドイベントに参加こそしなかったものの、GPの雰囲気をゆっくりと味わうことができ楽しかったです。
結局のところ中華を食べにいくことはなく、副次目的であった「急に行って知り合いを驚かす」ことも中途半端な感じで終わったのですが、総じて充実した時間を過ごせました。「一度GPに行くとまた行きたくなる」と言われましたが、まさにその通りだと思います。また機会があれば足を運びたいものです。
■最大の収穫
さて今回のGP横浜、得られたものは多く書きたいことは山ほどあります。その中でも絶対に触れておきたい事柄があります。それは「負けた時どうあるべきか」ということです。
今回のGPは3敗すると2日目に残れませんでした。そうなると2敗同士の勝負というものは必然2日目進出を賭けた重いものとなります。私は1-2から5連勝で6-2となったわけですが、これは5人の人を2日目に残れなくしたことを意味しています。中には別にどうも感じない人もいるかも知れません。しかし、大抵の人は悔しいはずでしょうし、ラウンドが進むにつれてより一層悔しさは増すはずです。
ですが、私の対戦相手の方々は試合後絶対にそういった感情を表には出さず、むしろ「がんばってください」と激励してくれたのです。これには本当に驚かされましたし、励まされました。その一言がその場で言えることがどれほど素晴らしいことか。
すでにかなり疲れた状態で始まり、9ラウンドという長丁場で疲労はピークに達していたはずですが、逆にラウンドが進むにつれてやる気が上がっていったのはこの一言があったからです。2敗同士の試合が続いた4ラウンド以降、まるでリレーのバトンのように繋がるその言葉の効果は絶大で、それを当たり前のように言える対戦相手の皆様にはただただ頭の下がる思いでした。
バブルマッチで負けた時に笑顔で「2日目がんばってください」と言うことができたのも、このことに気づかせてくれた対戦相手の皆様のおかげです。
MtGは人を相手にするゲーム。人を相手にする以上、そこに礼儀は欠かせません。さらにGPみたいに大きな大会では、知らない人と対戦する機会が多いため礼儀はことさら重要になってきますし、勝った相手の方はさらなる勝負に挑まれます。負けて悔しいのは当たり前。負けた悔しさをすぐ表にだすのではなく、それを抑えなおかつ相手の健闘を祈ってから席を立つこと。当たり前のようですがついおろそかにしてしまいがちなことを再確認できたのは、GP横浜最大の収穫でした。
■カードプールとデッキ
○カードプール
・白とりあえず踏み鳴らされる地2枚(内1枚はFoil)あって持ち帰りはできるようで一安心。
天駆ける進撃
突撃するグリフィン
ギルド嘲笑いの護法印
騎士の見張り
航行隊の猛士
守られた道
強打
徴税理事*2
・青
霊気化
すがりつくイソギンチャク
交通渋滞
束縛の手
侵入専門家
力戦の幻影
大都市のスプライト
心見のドレイク
賢者街の住人
道迷い
盗賊の道
聖堂の金切り声上げ
墓所の怪異
ディミーア家の恐怖
精神的蒸気
陰鬱の始源体
影切り
第6管区のワイト
・赤
反逆の行動
はた迷惑なゴブリン
誘導稲妻
軍勢の忠節者
向こう見ずな技術
死相
大規模な奇襲
焦土歩き
皮印のゴブリン
構造崩壊
・緑
両性鰐
キヅタ小径の住人
捕食者の関係
腐食スカラベ
殺戮角*2
尖塔なぞり*2
新緑の安息所
・多色
カルテルの貴種
ドレイク翼の混成体
神出鬼没の混成体
ゴーア族の暴行者
グルールの魔除け
重要人物のペット
軍部の栄光
被害妄想
原初の訪れ
心理的打撃
不敬の粛清
瓦礫鬼
破滅のワーム
シュラバザメ*2
魂の代償
サンホームのギルド魔道士
ヴィズコーパのギルド魔道士
ザル=ターの豚*2
亡霊招き
生体変化
闘技
・アーティファクト
千年王国のガーゴイル
オルゾフの魔鍵
予言のプリズム
暴動用具
空騙しの杖*2
・土地
オルゾフのギルド門
踏み鳴らされる地*2
○デッキ
・メイン問題のデッキリスト。
尖塔なぞり*2
皮印のゴブリン
サンホームのギルド魔道士
はた迷惑なゴブリン
殺戮角*2
両性鰐
キヅタ小径の住人
焦土歩き
ゴーア族の暴行者
腐食スカラベ
ザル=ターの豚*2
瓦礫鬼
破滅のワーム
強打
天駆ける進撃
向こう見ずな技術
グルールの魔除け
闘技
予言のプリズム
誘導稲妻
平地*2
山*6
森*7
踏み鳴らされる地*2
ソートしている時にゴーア族の暴行者&ザル=ターの豚が偉く目立ってみえたので試しにグルールで組んでみることに。するとなんとなく形になった気がしたのでグルールで行くことにしました。この時点でエスパー、オルゾフ、シミックは完全に頭から消えてました。連れの方に比較的分かりやすいギルドにボロスとグルールを挙げられたのも影響してます。
でもなんか物足りなく感じたのでギルドメイジとコンバットトリックを増やす意味で白を足して回してたらタイムアップ。しかしこれが大誤算!!強打は「ブロックしている」ではなく「ブロックされている」だったんですね・・・。完全に勘違いしていました。
ラウンドの合間合間に知り合いの方々に見せたところ総ツッコミをうけたので、まとめてみました。
・なぜ白を足したのか
・なぜ白を足したのか
・なぜ白を足したのか
・なぜ白を足したのか
・強wwwww打wwwwww
・仮に足すとしても足すカードが違う
・エスパーやオルゾフも組めるね
だいたいこんな感じでした。おかげさまで白のカード(特に強打)か平地見てから秒でマリガンできるようになりました。
で、でも役に立つこともあったんだよ(言い訳)
○サイドボード
・out基本的にはこんな感じで毎回入れ替えてました。ある程度そろったグルールなら色足すより多少無理矢理でも2色で回したほうが強いというアドバイス通り。結果的にもまさにその通りでした。
サンホームのギルド魔道士
腐食スカラベ
予言のプリズム
強打
天駆ける進撃
平地*2
in
暴動用具
空騙しの杖
千年王国のガーゴイル
軍勢の忠節者
反逆の行動
山
森
エスパーやオルゾフでもそれなりのものが組めたので、遅めのデッキ相手なら入れ替えても良いというアドバイスも頂きましたが、ビートがえらく多かったことと回す自信がなかったので死ぬまでグルールを貫くことにしました。結局最後は綺麗なオルゾフに料理されてしまったので、流石に入れ替えても良かったかなといまさら後悔してます。
コメント
急な話だったのでびっくりしましたけど、思い切って行っちゃいました。
>>T.Oさん
あの人の多さで気づく方が難しいよね。俺も探してたんだけど見つからなかったわ。
>>たっくんさん
な ぜ バ レ た し
>>えうれか。さん
超疲れましたけど楽しかったっす!お土産話たくさん持っていきまっす!
おつかれ~
踏み鳴らされた地が謎に揃いつつあるから、今度まっちゃんの強いグルール教えてたもれ~
>>もっしゃもしゃさん
書きながら「あ~、もしゃさんもそこんとこしっかりしてるな~」って思ってました。割とマジで。